アメリカ大豆と日本の大豆製品 サステナブルな活用の可能性【PR】

SSAP認証とは?

「SSAP(U.S.Soy Sustainability Assurance Protocol)認証」マークは、環境への負荷が低く、サステナブルな方法で生産・管理された「アメリカ大豆」が使われていることを示すマーク。SSAP認証制度のもと、「生物多様性と生態系の維持」「サステナブルな生産活動」「生産農家の労働環境改善」「生産活動と環境保護の継続的改善」という4つのルールを守って生産された大豆を原料とする製品に、このマークを付けることができ、出荷先の要望に応じて輸出時に証明書を発行、認証マークも発行しています。

この認証は、1930年代にアメリカで発生した大規模自然災害を経験した反省から全米での展開につながった「保全プログラム」がもとになっています。

現在では世界に輸出されるアメリカ大豆の約7割がSSAP認証付きで出荷され、日本においては92%以上がSSAP認証付きで、EUの99%に次いで高い数字で、日本は2030年に100%を目指しています。

東京オリンピック・パラリンピック2020の「持続可能性に配慮した調達コード」の基準に適合すると承認された2018年が、このSSAP認証が企業の間で広く認識されるきっかけとなりました。

マーク付きの商品が増えている

特に、SSAP認証は製品やサービスが環境や社会に配慮して生産されていることを示す重要な指標で、この認証を取得することで、企業やその製品・サービスが消費者に選ばれやすくなり市場競争力が向上。環境意識の高い消費者に支持されブランドの信頼性と価値が向上するなど、多くのメリットが得られます。

SSAP認証には特有の利点もあります。一例として、認証を受けた大豆製品で特に分別生産流通管理が行われているアメリカ大豆原料を使用すれば、栽培履歴が確認でき、また、サステナビリティを重視する市場でのPRの機会が増え、パートナーシップの強化にもつながります。

SSAP認証マークは、アメリカ大豆が生物多様性の保全やサステナブルな農業の推進にどのように貢献しているかを、消費者やサプライチェーンにわかりやすく伝えるひとつのツールと考えています。SSAP認証マーク付きの製品を選ぶことで産地での取り組みを支援し、持続可能な未来を築く良い循環を生み出すことができます。これからも、安心してアメリカ大豆を利用してもらえるよう、SSAP認証マークを通じて情報を発信していきたいと願っています。


生物多様性の保全にも貢献

アメリカの大豆農家の98%は家族経営で、限られた資源を大切にしながら次世代に今よりより良い状態の土地を残していくことを重視しており、そのため、広大な土地を管理する農家は常に生産効率の向上を実現しています。1997~2017年の20年間で、アメリカの森林が74万2000ヘクタール増加した一方、大豆生産地は360万ヘクタール減少しました。CO2の排出量を最小限に抑えることで、「気候変動対策」に寄与すると同時に、SSAP認証大豆は、生産エリアの制限・土壌や水源・動植物の生息地の保全を守り、ますます必要性が高まる「生物多様性の確保」にも貢献しています。


アニメ「SOY STORY ~ソイとだいずな仲間たち〜」を制作 大豆は90億人の食を支える

ストーリーは、日本の学校に転校してきた大豆の“ソイ”が、大豆がどのようにして日本で食べられているかを学びながら友達を作っていく過程を描いた全8話の作品(https://ussoybean.jp/daizu-anime)。大豆から作られる納豆や豆腐など“だいず”なクラスメイトたちも登場し、ソイの成長とともに、大豆にまつわるさまざまな知識やアメリカ大豆の取り組みを楽しく学ぶことができる内容となっています。

現在の地球の人口は2040年に90億人に達するといわれ、限りある地球資源で90億人の食を支えていくためには、生産・流通従事者はもちろん、消費者一人ひとりが、食とそのサステナビリティについて考えていく必要があると、私たちUSSECは考えています。

この大きなテーマを、より多くの方々に知っていただくために、また、身近な食の話題として話し合っていただくために、アニメシリーズを制作しました。このメッセージは、視聴者の皆さまに大豆の価値を理解していただくだけでなく、サステナビリティに対する意識を高めてもらう効果を期待しています。

主人公のソイ(左)と6話に登場する納豆の妖精ねば~る君


アメリカ大豆輸出協会(USSEC)
http://ussoybean.jp/

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