「ジェラートワールドツアー2026 日本大会」 日本素材の魅力と技術力結集 ~日伊文化融合で市場活性化へ~【PR】
駐日イタリア共和国大使あいさつ=マリオ・アンドレア・ヴァッターニ氏
●国交樹立160周年 食は両国に欠かせぬ存在
今年、イタリアと日本は国交樹立160周年を迎えます。両国の友好関係は、共通の価値観や経済・技術分野の協力、そして文化交流に支えられています。食は両国の文化に欠かせない存在であり、ジェラートはイタリアの伝統、素材の品質、創造性、革新を象徴しています。

世界中で愛されるジェラートを支えるイタリア製の製造機械も、世界に誇る産業の一つです。本大会の審査員の皆さまに感謝するとともに、12人のファイナリストの皆さまにお祝いを申し上げます。ここまで勝ち進まれたことは、皆さまの専門技術、情熱、創造性が高く評価された証しです。また、ジェラートのアンバサダーとして、その魅力を広く伝えてくださる皆さまにも、感謝を申し上げます。


■日本のジェラートの歴史 「イタリア展」開催が転機
日本におけるイタリアンジェラートの歴史は、1970年代から80年代初頭にさかのぼる。欧州で修業した洋菓子シェフらが、生菓子・焼き菓子・チョコレートと並ぶ菓子づくりの柱の一つとして、ハンドメードのアイスクリーム製造技術を持ち帰った。当時は「アイスクリーム」や「グラス」と呼ばれ、ホテルや高級洋菓子店を中心にカルピジャーニ製のマシンが導入されていた。
普及の大きな転機となったのが、82~83年ごろに日本橋三越で開催された「イタリア展」だ。イタリア大使館からの要請を受け、カルピジャーニ社がパステライザーやフリーザー、ショーケースなどの機器を持ち込み、イタリアから招いたデモンストレーター、ルチアーノ・チェキネロ氏が実演販売した。作りたてのジェラートは来場者から好評を博し、「ジェラート」という名称とイタリアの食文化を広く伝えるきっかけとなった。

85年には、玉川高島屋に常設店「イタリアンジェラート」がオープン。初年度に売上高1億円を記録した。カルピジャーニ・ジャパンはマシンの販売に加え、製造ノウハウの提供やスタッフ教育も手掛け、都内百貨店や全国への普及を後押しした。
その後、日本では昭和末期から酪農家による6次産業化が進み、牧場の生乳や地域の素材を生かした手作りアイス・ジェラートという独自の市場も形成された。近年はビーガン対応や発酵食材の活用など、健康志向や多様なライフスタイルに応じた商品開発も広がっている。
今後は、個々の好みや食の制約に応える商品提案に加え、持ち込み食材に合わせて原材料や配合を調整するオーダーメード型の製造など、新たな需要の開拓が課題となる。

カルピジャーニ・ジャパン
https://www.carpigiani.com/jp/