日本政策金融公庫「アグリフードEXPO2025」 「農」と「食」つなぎ、全国から一堂に 東京ビッグサイトで8月20・21日開催【PR】
《バイヤー》福田屋百貨店 増山敬之みらいEC事業部長 隠れた逸品との出会い
栃木県で百貨店やショッピングモールなどを展開する福田屋百貨店で、オンラインストア事業などを手掛ける増山敬之みらいEC事業部長は「アグリフードEXPO」を「全国の隠れた逸品との出会いの場」と位置付ける。来場することで一度に多くの事業者や商品を見られる機会と考え、同社ECの差別化につながる貴重な出会いも経験できたという。「地元密着」「唯一無二」のストーリー性を持つ各地の商品を求め、今夏も事業者への期待を胸に来場予定だ。
福田屋百貨店は、創業から90年以上の歴史を持つ老舗百貨店。2000年からECをスタートさせた。「北関東を超えたら、看板が通じない」ととらえ、2016年から各自治体と協力して栃木県産品を扱う「とちぎマルシェ」を開始し、圧倒的な支持を獲得。「おらが町」ブランドのアイテムを全国へ届ける取り組みが大ヒットした。現在は実店舗を持つ強みを生かし、ネットで注文し、店舗で販売する「BOPIS(ボピス:Buy Online Pick-up In Store)」システムの活用、全国の逸品の試食やテストマーケティングもできる「Donna(ドンナ)」の展開など、他のECとは一線を画すユニークな事業を展開している。
当初社内では「不毛地帯」と呼ばれたEC事業だったが、増山部長は「アグリフードEXPO」での出会いが成功の分岐点となったと振り返る。

「一目見て光る商品だった。そこで販売手法に注目して提案。ヒットアイテムを導線に、コンセプトとターゲットが近しい他社商品と合わせることで、相乗効果が生まれた」
実例ができたことで、総合商社的な機能を担う同社の強みが生かされ、他社との交渉が以前と比べ物にならないほどスムーズになった。
増山部長は「『アグリフードEXPO』は当社が求める、他社との差別化につながる展示会」と語る。一度に多くの事業者・商品に出会える場であり、目に留まった事業者とは名刺交換し、あらためてオンラインで商談を進める。それにより、熱量やこだわりを知ることができる。ここ数年は、若い農業経営者も増えてきたことで、「伝統とトレンドをうまく融合させている」商品も増えてきたという。
「アグリフードEXPO」では、「当社と同様、地元では知られているが、一歩外にでると埋もれてしまう逸品が多くある」と語る。最近は、EC販売に限らず、展開商品のブラッシュアップやデジタル支援など、業容も広がってきた。これから芽が出そうな事業者、柔軟な対応ができそうな事業者との出会いを、今回も期待している。
より分かりやすい展示商談会に
「アグリフードEXPO東京2025」では、来場者に出展者の取り組みをより分かりやすく伝えるため、取り組み凡例(キーワード)をロゴマークにして可視化。さらに、4月末までに商品情報を登録した出展者には早期特典として、「出展者商品カタログ」に商品を掲載している。


〈アグリフードEXPO東京2025 イベント紹介〉
8/20(水) | 10:30~ 開会式 14:00~ セミナー「食品事業者と生産者の連携について」 ・農林水産省食品製造課 ・ヒガシマル醤油 ・ハウス食品グループ本社 ・三菱食品 |
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8/21(木) | 試飲試食イベント ①「日本産酒類と国産農林水産物・食品のかけあわせ」 初代Mr.SAKE JAPAN/SAKE Storyオーナーシェフ 橋野元樹氏 ②「国産農林水産物・食品(飲料含む)のかけあわせ提案と試飲試食の提供」 WA・ON 飯田和子氏 |
