沢の鶴、「1.5CUP」アピールで都内におでんカー発進 日本酒を若い層にも

酒類 キャンペーン 2010.10.04 10392号 02面
おでんカー

おでんカー

 「20~30代の若い世代に日本酒を飲んでもらいたい」–沢の鶴は9月27日から11月中旬まで「1.5CUP」を幅広い層へアピールするため、期間限定の移動式おでん屋台「1.5CUPおでんカー」を発進させた。「1.5CUP」が発売15周年を迎えたことへの感謝を表すキャンペーンで、都内のオフィス街を回り、「1.5CUP」を販売するとともに、15種類のおでんを一律15円で提供していく。「1.5CUP」とおでん5品で300円。酒とおでんは1回までおかわりできる。

 おでんカーは月曜から金曜までの5日間(午後5時~10時)、週替わりで都内計8ヵ所に出没する。第1回目の9月27日~10月1日はベルサール秋葉原だが、その後の登場場所はインターネット上の特設サイト(http://oden-car.jp)や、サイトと連動したツイッターで明らかにされる。サイトでは来場者のコメントを紹介するほか、ツイッターを使った屋台からの実況中継やプレゼント情報などのつぶやきもある。

 27日には、ベルサール秋葉原に西村隆治同社社長と15人の“1.5CUPガールズ”が登場。西村社長は「“1.5CUP”は阪神淡路大震災の年に被害に負けずにがんばろうと発売した商品。40~60代のビジネスマンに絶大な支持を得ており、おかげさまで270mlのカップ酒ではナンバーワンブランドとなっている。今後も当社のスローガンである“ひと味違う”取組みを続けていきたい」と感謝の言葉を述べた。

 「1.5CUP」シリーズは、180mlや200mlでは物足りないユーザーに「ちょっと大きめのカップ酒」を提案する、業界初の270mlカップ酒として登場した。10年9月20日には、まろやかさを向上させた「沢の鶴 丹頂1.5カップ」をリニューアル発売したほか、「辛口」「たっぷり生貯蔵酒」などがある。

 (丸山正和)

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