「久闊を叙する」 退職しても業界人の集いを

統計・分析 総合 2004.10.22 9402号 11面

5月頃だったと思うが、あるメーカーの東京本社の方から弔電依頼の電話があった。五九歳で亡くなった故人とは仙台勤務時代に親しくしていて、東京へ帰ってからもつき合っていたという。両人とも嘗(かつ)て仙台のメーカーの集まりのメンバーで、その事務局をやっていることで電話がきたというわけだ。 亡くなったことの驚きと同時に、数年間の単身赴任が縁で長いつき合いになっていたことを知った。 日本人は同郷、同窓を重んじ輪ができてしまう。特に単身生活に

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