食品表示一元化 中間論点整理への意見、程遠い合意形成

総合 ニュース 2012.03.26 10636号 01面

 消費者庁が21日に開いた食品表示一元化検討会の中間論点整理に関する意見交換会で表明された事業者側と消費者側の意見は、乖離(かいり)の幅が大きく合意形成には程遠い状況だ。今回の一元化の対象となるJAS法、食品衛生法、健康増進法の3法以外の景品表示法や計量法など食品に関連する他の法律を含めた上での現行の表示の現状の検証が十分なされていないためだ。表示一元化の目的を消費者基本法に基づくべきと主張する消費者側の意見と、一元化された場合でも目的の違う複数の行政機関の監視・指導を受ける

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