食品安全委員会、DAG含む食用油の評価決まらず データさらに収集へ
花王が販売していた一部の商品に端を発したジアシルグリセロール(DAG)を含んだ食用油の問題で、食品安全委員会・高濃度にDAGを含む食品に関するワーキンググループの会合が9日開かれた。11年2月にリスク評価書案が示されて以来、約1年半ぶりの会合だったが、遺伝毒性などでデータが不足していて評価は先送りとなった。 DAGを高濃度に含む食用油を使ったマヨネーズなどが特定保健用食品として、委員会は03年に安全性に問題ないとしていたが、発がんプロモーター作用に