農水省、タイ鶏肉の輸入再開 新需要、限定的な見方も

 農水省は9日、食料・農業・農村政策審議会家畜衛生部会を開き、鳥インフルエンザ発生に伴い04年1月から輸入禁止としていたタイ産生鮮鶏肉について、同国の清浄性が確認されたことから「一定の条件の下に輸入を認めて差し支えないと考える」と報告して了承を得た。今後、両国の衛生当局が協議して家畜衛生条件を定め、対日輸出向け食鳥処理場の認定作業を経た後に輸入が再開される。タイでは政情不安が深刻化しているが、同省消費・安全局動物衛生課では「当局間でたんたんと協議を進めている」という。早ければ

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