褐藻類の成分で潰瘍性大腸炎を抑制 東京工科大が発見

 東京工科大学は20日、佐藤拓己応用生物学部教授らの研究チームが、褐藻類シワヤハズ由来の成分「テルペノイド・ゾナロール」(ゾナロール)が潰瘍性大腸炎を抑制することを発見した、と発表した。褐藻類はアルギン酸、フコイダン、セルロースなどの成分を含むが、産業利用はごく一部にとどまっている。今回ゾナロールの機能性が発見されたことで、新たな治療法の開発に加え、製薬会社や食品会社と連携し、医薬品・食品への応用が期待される。  潰瘍性大腸炎は、炎症反応の暴走が起こり

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