「知」守り収益拡大へ 農水省、知財戦略を5月中にまとめ 地理的・機能性表示も
農林水産省は、5月中にも知的財産戦略をまとめる。食料産業がグローバル化することで、巧妙化する模倣品・海賊版、技術流出、営業秘密の漏えいなどに対応するため、2015年度からの5ヵ年の日本の農林水産物、食品産業に関連したブランド、種苗などの「知」を守り、海外展開による収益の拡大を目指す。知財については産業も消費者も理解が進んでいないため、知財を尊重する倫理観を醸成していく。知財戦略は4月23日に開かれた検討会の第4回会合で農水省がたたき台を示し、5月中にも開く第5回会合でまとめ