加藤産業、酒類流通事業で規模を拡大

卸・商社 決算 2015.06.08 11192号 04面

 加藤産業の中間決算では、三陽物産の連結子会社化の影響が色濃く表れたものとなった。業態別の単独スーパー・卸問屋、地域別の関東、関西、九州エリアの構成比上昇は、いずれも三陽物産の影響。  売上高は前年比18.14%の増収としたが、売上総利益率は0.24ポイント低下した。もともとグループ他社と比べ、低粗利・低経費の酒類卸業態を連結化したことで粗利が低下したことに加え、利幅の厚いCVS帳合を失ったことも影響している。  三陽物産要因を

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