いすゞ特装開発、TYPE-B冷蔵・冷凍バンのロングボディー追加発売
いすゞ特装開発(株)(東京都品川区、03・3766・9188)は、いすゞエルフTYPE‐B冷蔵・冷凍バンの標準およびワイドキャブの二車型でロングボディを追加、発売開始した(写真)。
これまでの小口配送用の標準ハイルーフより荷台内寸法をさらに長く、高く、広く、多くの積荷を一度に運ぶ用途に適する仕様になっており、ロング・ロングワイドとも、小口配送から中・長距離輸送もオールマイティーにこなす高床ダブルタイヤのシャシをベースに、それぞれ冷蔵(中温マイナス0度C)、冷凍(低温マイナス一八度C)、二種類の仕様を荷台共通で冷凍能力の違いで設定している。
荷台装備はサイド片開扉を標準取り付けとし、サイド荷役にも対応している。さらに、床は汎用性の高いステンレスのほか、積荷に合わせステンレスキーストン&アルミT型ボードも交換できるようになった。
また、後付けで外部電源で庫内予冷を行うスンバイ装置も取り付け可能とし、見込み生産の体制で一部仕様対応も行っている。
なおロングワイドにはテナーカーゴ配送用にパワーゲート・繋定装置などパッケージ装備化した仕様車も設定した。食品界にとっても汎用性に豊んだ新車種。