日缶協まとめの、昨年の缶詰輸出入は輸出落ち込み、907億円の輸入超過
缶詰の昨年(1~12月)の輸出入を通関統計からみると、着実に伸びる輸入に対し、輸出は為替相場の円高で、その落ち込みがますます加速している。缶詰の総輸出(飲料缶は除く)は三万六二五七tで前年同期比一二・二%減、金額では一三六億七〇五八万円(FOB)、同二〇・五%減であった。一方、総輸入は五二万五九八六tで前年同期比九・〇%増、金額では一〇四四億〇〇九二万円(CIF)の同四・〇%増となった。この結果、昨年一年間の缶詰(飲料缶は除く)貿易収支は九〇七億三〇三三万円の入超となり、輸入