キミカ「昆布酸」活躍の場広がる 加工食品分野に浸透

統計・分析 総合 2013.05.10 10829号 12面

 豊かな海の恵み「アルギン酸」は、海藻のしなやかな体を支える構造多糖類。海藻から抽出され高度に精製されたアルギン酸は、食品の食感を改良し、形状を整える働きをする優れた素材だ。「ゆでても伸びない麺、冷めても固まりにくい麺を作りたい」「軟らかくて、しかも腰折れしないパンを作りたい」といった、一見矛盾する要望を解決する場面で活躍の場が広がっている。日本食糧新聞社では、食品分野に浸透しつつある「アルギン酸(昆布酸)」の認知度を高め、業界全体で“味や食感向上”の底上げができればというこ

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