Jミルク、生乳生産量4年ぶり減少 23年度も続落の見込み

 Jミルクは1月27日、2023年度の生乳需給見通しによると、22年度の生乳生産量は18年度以来4年ぶりの減少予測となった。全国の生乳生産量は前年を1.1%下回る756万5000tで、前回発表時から下方修正した。23年度も北海道を中心とした生産抑制(減産)を強化するなどで、22年度比1.3%減の747万tと続落の見込み。牛乳・乳製品の価格改定による消費の冷え込みと需給緩和は依然として続くとみられ、需要喚起が喫緊の課題として迫っている。(小澤弘教)
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