飢餓人口は3年連続増加 国連「世界の食料安全保障と栄養の現状」報告書
国連は「世界の食料安全保障と栄養の現状」報告書を発表した。18年は約8億2000万人が十分な食料を得ることができず、世界の飢餓人口は3年連続で増加した。状況が最も厳しいのはアフリカで、世界で最も飢餓まん延率が高い。特に東アフリカでは、人口の約3分の1が栄養不足に苦しんでいる。気候・紛争といった要因に加え、経済の低迷と景気の悪化が飢餓の増加を助長している。
11年以降、経済問題で飢餓が増加している国のうち半数近くがアフリカにある。飢餓人口の最も多い地