飲食業界、韓流ブームに変化の兆し 既存業態のコリアン化

ニュース 外食 2022.04.29 12394号 04面
複数店舗を展開している⼤衆韓国料理店

複数店舗を展開している⼤衆韓国料理店

 ブームが長く継続している飲食業界の“韓流”は、コロナ禍で特に若い女性に人気の韓国ツアーができなくなったことが後押しする形となり、一層活発化するとともに新しいトレンドをもたらしている。これまで多店舗化している大衆的な韓国料理店はディナー帯の豚肉料理「サムギョプサル」を主軸に構成されていたが、この間、甲羅グループ、養老乃瀧が着手した新業態にはブランディングや新しい食事業態としての試みが見られる。(千葉哲幸)

 ●新たな客層呼び込む
 甲羅グループでは総店舗数317店舗(202

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