2年続きの冷夏・凶作はない?

統計・分析 総合 1994.04.13 7688号 1面

桜も散りはじめた。開花期はほぼ平年並みの気温であったが、その前後は低温と花冷えが続き、おかげで今年は美しい花を比較的長く楽しめた。そして今や人々の関心は昨年の大凶作のあとだけに、これからの連休の天気とその後の梅雨と夏が冷夏なのか猛暑なのか、最も気にかかるところとなっている。 「冷害・凶作は続けて起きる」ともいわれ、昨今はこれが通念になってもいるようだ。3月10日の気象庁の「4~9月の暖候期予報」で、6~8月の平均気温は北日本と東日本では低いと発表され、

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