道内食品卸業界、揺れ動く帳合い変更 地場卸は自主路線か全国問屋提携か
道内食品卸業界は、昨年からの新たな全国大手卸の本道進出もあって、このところ大手スーパーの納入業者絞り込みが相次ぎ、一気に帳合変更が活発化した。とくに全国問屋と地場卸のパイ争奪競争が一段と熾烈化してきた。 こうした背景には、スーパー同士の競争激化や低価格競争による売上げ低迷と収益圧迫が挙げられる。すでに今年に入り、道内大手量販店のコープさっぽろ、ラルズ、札幌フードセンターで一部NB商品の帳合変更があり、このほか、札幌東急ストア、マイカル北海道(旧・北海道