外食メニュートレンド:「コアラ食堂」 豚平焼きが串で変身「豚平串」

統計・分析 外食 2011.06.08 10495号 03面
ひと口サイズに切った厚さ約1cmの鹿籠豚ロース肉3切れを串に刺し、鉄板でじっくり焼いたのちにマヨネーズを加えた卵で丁寧に巻く。串に刺すために必要な肉の厚みが、鹿籠豚のうまさのアピールにもつながっている

ひと口サイズに切った厚さ約1cmの鹿籠豚ロース肉3切れを串に刺し、鉄板でじっくり焼いたのちにマヨネーズを加えた卵で丁寧に巻く。串に刺すために必要な肉の厚みが、鹿籠豚のうまさのアピールにもつながっている

鉄板とワインの店「コアラ食堂」店内

鉄板とワインの店「コアラ食堂」店内

 薄切り豚肉を卵で包み込むようにして焼き上げる「豚平(とんぺい)焼き」は、関西が本場。お好み焼き店や居酒屋の定番メニューとして普及している。鉄板とワインの店「コアラ食堂」(大阪市北区)は、その定番メニューを「串刺し」にすることで、同店だけの名物メニュー「豚平串」(2本600円)に変身。オーナーの寺田充さんによると、串に刺すアイデアは、ワインと一緒に食べやすいスタイルを目指した結果だという。狙いは見事に当たり、「豚平焼きより食べやすい」「見た目も味も上品」と来店客の半数がオーダ

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