JNC、新組成「抗ウイルス剤」開発 ポリリジンと酵素を併用

ノロウイルス代替ウイルス(ネコカリシウイルス)を用いたウイルス不活化試験の結果

ノロウイルス代替ウイルス(ネコカリシウイルス)を用いたウイルス不活化試験の結果

JNCは先ごろ、ε-ポリリジンと酵素を配合した、全く新しい配合の抗ウイルス剤を開発した。同剤は、ノロウイルスなどのエンベロープを持たないウイルスに対して高い不活化効果を発揮する。5月の展示会「ifia」に開発品として参考出展したところ、衛生管理関係者を中心に大きな反響が寄せられた。同剤は手指や製造・調理環境の消毒、野菜など食材の洗浄、トレーの衛生用品などの用途が期待されている。同社は現在、同剤を含有する衛生資材の商品化を目指して開発を進めているところである。

同剤の主成分は

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