江戸甘味噌、じわり浸透:商う=万久味噌店 老舗支える専門店

調味料 ニュース 2010.03.17 10296号 01面
量り売りは100gから。「まずは料理の隠し味としてどうぞ」と太田さん

量り売りは100gから。「まずは料理の隠し味としてどうぞ」と太田さん

 東京・浅草--。かつて履物問屋街として栄えた花川戸に店を構えるのは万久味噌店。江戸時代から浅草に200年以上続く老舗の味噌専門店だ。江戸甘味噌をはじめ、店頭には約50種の味噌樽が並ぶ。7代目主人の太田久七さんは「見た目と味のギャップはあるが、一度使ったら気に入っていただけるはず」と江戸甘味噌の魅力を語る。  万久の創業は1804年。全国各地のよりすぐりの味噌を揃え、店舗奥の作業場でブレンドや加工を行う。店には料亭や飲食店の関係者が多く訪れる。千葉や横

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