中部メイカン、今期は減収増益予想 新規取引で来期回復へ

卸・商社 ニュース 2024.03.15 12729号 03面
小寺仁康社長

小寺仁康社長

 【中部】岐阜市の中部メイカンの今期(24年3月期)決算は、総売上高が前年比2.7%減の109億円、経常利益が同2.6%増の1億9500万円を見込んでいる。減収は、主要取引先の売上げ減を他の主力企業の帳合獲得などで取り戻すことができなかったのが主な要因。利益面では、戦略的に投資している有価証券、フランチャイズ展開する「築地銀だこ」事業などによる営業外収益の増加が寄与している。
 7日に名古屋市内で開かれた展示会で、小寺仁康社長は「売上げは苦戦したが、来

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