12年カナダ菜種生産量、失望感漂う大豊作 高温乾燥・病害などで

神村義則専務理事

神村義則専務理事

 日加菜種協議日本代表団は11月30日、同月下旬に開催された「日加菜種協議」の概要を説明、カナダの12年菜種生産は史上2番目の大豊作である一方、当初の予想からは大幅減少となる約1400万t(前年比約5%減)となる見通しで、「失望感の漂う大豊作」(神村義則日本植物油協会専務理事)となった。7月の予備協議で発表された1600万tからは大幅な下方修正で、油分もおおむね低下。需給が非常に厳しくなったほか、「国内菜種油搾油メーカーの収益圧迫にも大きく影響することは間違いない」(神村専務

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介