北海道クノール食品、「鍋キューブ」生産 歩留まり向上目指す
北海道クノール食品(北海道訓子府町、石川格社長)は、味の素が12年8月に全国発売を始めたキューブ状の鍋物調味料「鍋キューブ」の全量を生産する訓子府工場の生産ラインを増強し、2年目の鍋物商戦のシーズンを迎えた。需要に生産と供給が追いつかなかった昨年を踏まえ、計量、混合、成形、包装の工程からなる生産ラインでは、固形キューブに成形する機械を増強するなどで生産能力を高めた。今後の課題は「歩留まりの向上」(清水正男取締役製造部長兼訓子府工場長)と繁忙期に臨む。