北海道クノール食品、「鍋キューブ」生産 歩留まり向上目指す

スープ ニュース 2013.12.13 10937号 03面
工場で生産した新品種とリニューアル品を手にとる石川格社長(左)と清水正男取締役

工場で生産した新品種とリニューアル品を手にとる石川格社長(左)と清水正男取締役

個装は中装へ手詰めする。リニューアル後は中装1箱当たりの手詰め個数が10個から8個へと変更された。この後の工程で中装3箱を外装1箱へ箱詰め、外装は48箱が一つのパレットに載せられて出荷される

個装は中装へ手詰めする。リニューアル後は中装1箱当たりの手詰め個数が10個から8個へと変更された。この後の工程で中装3箱を外装1箱へ箱詰め、外装は48箱が一つのパレットに載せられて出荷される

 北海道クノール食品(北海道訓子府町、石川格社長)は、味の素が12年8月に全国発売を始めたキューブ状の鍋物調味料「鍋キューブ」の全量を生産する訓子府工場の生産ラインを増強し、2年目の鍋物商戦のシーズンを迎えた。需要に生産と供給が追いつかなかった昨年を踏まえ、計量、混合、成形、包装の工程からなる生産ラインでは、固形キューブに成形する機械を増強するなどで生産能力を高めた。今後の課題は「歩留まりの向上」(清水正男取締役製造部長兼訓子府工場長)と繁忙期に臨む。

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