体系化に成功した「Black Tea Character Wheel」
粉末紅茶が台頭する紅茶売場。量販SKUは拡大傾向にあるが、質の改革が求められている
停滞にあえぐ家庭用紅茶が、再興へ動き出す。同市場では粉末タイプが好調を維持する一方、リーフやティーバッグなどの基幹ジャンルが近年減少、売場の質改革が求められている。この状況下、国内紅茶トップの三井農林がこのほど、共有が難しいとされてきた紅茶の香り・味・水色表現を体系化することに世界で初めて成功、市場活性化への期待が寄せられている。(村岡直樹) 「香り」の表現に特化した「フレーバーホイール」は世界的