全国かまぼこ連合会、コスト増で異例声明 「値上げ回避は困難」

水産加工 ニュース 2015.02.09 11137号 01面

 全国かまぼこ連合会(鈴木博晶会長)は3日、会長名で「水産練り製品業界が直面する製造コストの高騰について」と題して異例の声明発表を行った。主原料のすり身価格の高騰をはじめ、円安を背景としたトータルコスト上昇を訴え製品値上げの必要性を強調した。  それによると、水産練り製品の原料である冷凍すり身価格はここ数年、世界的な需要拡大によって上昇傾向にあるとして、冷凍すり身の多くを占める米国産の価格は、直近2年で10%上昇(財務省貿易統計13~14年の全規格横断

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