ヤクルト本社、「Yakult1000」TVCMスタート 健康ニーズ対応を訴求

飲料 キャンペーン 2019.10.04 11952号 03面
ヤクルト独自の「乳酸菌 シロタ株」を最高菌数・最高密度で配合する「Yakult1000」

ヤクルト独自の「乳酸菌 シロタ株」を最高菌数・最高密度で配合する「Yakult1000」

TVCMに出演するレーシングドライバーの佐藤琢磨とダンサー・振り付け師の菅原小春がトークセッション

TVCMに出演するレーシングドライバーの佐藤琢磨とダンサー・振り付け師の菅原小春がトークセッション

 ヤクルト本社は、1日に発売した同社初の機能性表示食品「Yakult(ヤクルト)1000」の商品説明会・TVCM発表会を9月30日に開催した。10月14日から関東地区でTVCMをスタートさせ、ストレスや睡眠の悩みなど、現代社会の健康ニーズに応えることを目的に、「乳酸菌 シロタ株」の脳腸相関の研究を基に、同社の技術を集めて誕生した最高峰製品として訴求。Webプロモーションや対面アプローチも展開し、認知・浸透を目指す。

 「Yakult1000」は、1本(100ml)に1000億個の「乳酸菌 シロタ株」を含む、同社史上最高菌数・最高密度を実現した乳製品乳酸菌飲料。一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレスを緩和し、睡眠の質を高める機能性表示食品として、働き盛りの20~50代男女をターゲットにしている。石川文保取締役専務執行役員は、臨床試験の結果や同社の技術力による製品化の実現を強調し、「確実なエビデンスを備えた機能性表示食品として、多くの人に利用してもらいたい」と語った。

 営業戦略については、林田哲哉取締役常務執行役員が「理解と体感に重点を置いたアプローチ」を行うと明言。TVCM、Web広告、屋外広告などマスプロモーションを投下し、ヤクルトレディを中心とした対面アプローチや、「ヤクルト届けてネット」などによるWebを中心としたアプローチの両輪で取り組む。特に、対面アプローチでは、寝具メーカーとの共同プロモーションや、限定店舗での展開、自動販売機など交通マーケットでの展開を計画している。同品は関東1都6県(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)での販売となるが、「広く認知してもらい、全国展開へのきっかけにしたい」(林田取締役常務執行役員)考えだ。

 TVCM発表会には、出演するレーシングドライバーの佐藤琢磨と、ダンサー・振付師の菅原小春がトークセッションを開催。日々、精神的・肉体的ストレスと闘うプロにとってのストレス解消の極意や、「Yakult1000」の魅力などについてさまざまな話題について話した。(小澤弘教)

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