日本の災害食品質基準、ISO規格化に期待 食品全体へ波及効果も

総合 ニュース 2024.08.05 12801号 01面

日本の災害食の品質基準が国際標準(ISO)となる日が近いかもしれない。頻発する自然災害や感染症による行動制限などで昨今、災害食をめぐる環境が大きく変化している。長年ノウハウを積み上げてきたメード・イン・ジャパンの災害食業界が迎えるグローバルなビジネスチャンスに期待が高まっている。

わが国には日本災害食学会が定めるものと、健康ビジネス協議会による「おもいやり災害食」の二つの認証制度がある。日本独自で他国に例を見ないことから、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所国立健康・

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