農研機構、発酵産業の支援・促進 乳酸菌データ、外部利用で
木村啓太郎食品加工・素材研究領域長(右)ら
会場で紹介された「農研機構乳酸菌データベース」
農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構/NARO)は、長年にわたり蓄積してきた約6000株以上の乳酸菌コレクションを整理し、6月28日から「農研機構 乳酸菌データベース」としてWeb上に公開、外部利用を開始している。農研機構は、データベース利用を介した共同開発を促進し、今後も発酵産業の支援・拡大を念頭にデータ拡充を進める方針だ。利用者の用途・目的に合致した乳酸菌を探す有用な情報源であり、国内の発酵産業を支えるプラットフォームとしての成長を目指す。