ブラジル産鶏肉が食品衛生法違反 厚労省、検査命令に移行

厚生労働省は12日、輸入されたブラジル産の冷凍鶏肉から食品に含有してはならないと定めている合成抗菌剤のエンロフロキサシンが検出されたとして、食品衛生法に基づく検査命令を同日から実施すると公表した。違反があったのは、7月に国内商社2社が同一の現地食肉メーカー経由で輸入した、もも肉だった。東京検疫所のモニタリング検査で判明したもの。厚労省は、これらの廃棄または積み戻しを指導している。 鳥インフルエンザ発生のため輸入が停止されている中国・タイ産の代替需要が発

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