再発見・新世紀の食(4)ラスベガスの巨大なミール

連載 総合 2004.07.28 9355号 3面

■機内食の変化にみるアメリカ 最近、「エアラインミール」の質が低下を続けている。運賃競争の跳ね返りであるが、「9・11」惨劇から旅客の激減が競争に拍車をかけた。ビジネスクラスの機内食も、かつてのエコノミークラスに及ばない。米国滞在中にみたCNNは「エアラインミールの一食当たりのコストは、最高はアメリカン航空の一〇ドル、次がユナイテッド航空の八ドルで、ほかの航空会社は三~四ドル」と報じていた。ファーストクラスも含めた平均値でワインやビールも配るのだから、

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