国税庁・清酒製造状況中間報告(1)数量伸び悩むが品質は順調

酒類 連載 2001.03.05 8814号 3面

国税庁鑑定企画官室(東京都千代田区、03・3581・4161)はこのほど、「平成12酒造年度の全国清酒製造状況」の中間報告を発表した。各国税局ごとの製造上の特徴は次の通り。 〈札幌局〉製造見込数量は約八〇六六キロリットル(前年比一七・九%減、酒造組合調べ)で、製造一三場のうち一二場で前年並みか減産。特定名称酒は前年比一四・二%減だが、純米酒は同九・六%減と一桁減に。気候は例年より寒冷だが、もろみ発酵は順調で、成分的にも酒質的にも良好。

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