サントリー、スーパープレミアムワイン「響」グレードアップし6日から発売
《「響」のグレードがリニューアルで向上 サントリー 》 サントリー㈱(東京都港区、03・3470・1104)は、スーパープレミアムウイスキー「響」の味わいに一層磨きをかけ、グレードを向上、6日から全国で発売する。
「響」は円熟モルト原酒三〇数種と、長期熟成したグレーン原酒とをブレンドしたもの。同社の九〇周年を記念して八九年発売以来、毎年二桁増を記録。今回はリニューアルで、重厚なタイプのモルトをより多く配合することにより、甘く華やかな芳香と熟成した木香(ウッディネス)、柔らかな口当たり、かつ飲みごたえのある力強い重厚なコク(ボディ)、満足感あふれる豊かな余韻(アフターティスト)らを重視した。また、ボトルも持ちやすさを考慮してスリム化を図った。
ウイスキーは平成元年の酒税改正で、旧二級ウイスキが不振、高級化へシフトが顕著だ。今回、「響」のテコ入れで「高級ウイスキーのビジョンを明確にし、さらなる伸長を目指したい」と話している。
▽サントリーウイスキー“響”‐七〇〇㍉㍑(一ケース六本入り)卸八〇八四円。小売一万円