グルメなクリスチャン・ディオールが愛した50年代パリの料理レシピを公開

書籍『La Cuisine Cousu-Main (手縫いの料理)』

書籍『La Cuisine Cousu-Main (手縫いの料理)』

時代を超えて愛され続ける有名ファッションブランド「クリスチャン・ディオール」にまつわるお洒落なレシピ集が、オリジナルサイトで提供されている。書籍『La Cuisine Cousu-Main (手縫いの料理)』の中から一部抜粋として、ブランド名のクリスチャン・ディオール本人が愛した1950年代のレシピ集を見られる。

ファッションの革命者でありながらも、美食家としての顔も持つクリスチャン・ディオールは、知人や友人に料理を振る舞うほど、大のグルメとして知られていた。書籍の序文では、「美しさの意味と美への礼賛を理解し、完璧を追求し、やさしさとエスプリにあふれた人こそ、真のグルメである」と、シェフのレイモン・チュイリエは言い表した。

ディオールが実際に愛した料理として、『La Cuisine Cousu-Main (手縫いの料理)』には、今も健在のパリのレストラン「ブフ・シュル・ル・トワ」や、サントロペの「カフェ・セネキエ」といった名店の、当時のレシピが載せられている。近しい友人と幸せな時間を過ごし、美しく食べることが、彼のクチュール創作につながっていた。

Chef M.Guérard

スフレオムレツやポーチドエッグなどの家庭的な前菜料理や、クリーミーなフレッシュハーブのポタージュ。チキンのファルシやリゾットのメーン、クリームアングレーズなどのデザートまで、当時の最先端のフルコースメニューをそのまま家庭でもおうち時間の一つとして楽しむことが可能だ。

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