山形県の楯の川酒造は1日、「稲作指標」を表記した日本酒の予約販売を開始した。日本酒業界初の試みという。稲作指標は商品1本当たりを醸造するのに必要な田んぼの面積で、商品の購入によって保全された田んぼの広さを指す。県内で耕作放棄地が拡大する中、今回の商品発売を通じて田んぼの保全につなげたい考え。 新商品「暁光(ぎょうこう)」=写真=は1本当たり広さ3.90平方mの田んぼに対応する量の酒米を使用する。大吟醸用の酒米「雪女神」を原材料に使うことで、上品な香
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