東京工科大、PHBで痩せ菌増発見 大腸内の作用期待
東京工科大学は21日、ポリヒドロキシ酪酸(PHB)が、肥満ではない人に多く見られる“痩せ菌”としての可能性が高いアッカーマンシア属腸内細菌を増加させることを発見した。佐藤拓己応用生物学部教授らの研究グループが見いだした。
これまでアッカーマンシア属を増やす天然分子はあまり知られていなかったが、今回の報告から、PHBがプレバイオティクスとして大腸内で機能することで実用化が期待される。
研究成果は、米国の実験生物学専門誌「FA