明治と奈良先端科学技術大、合成ゴム部品の混入対策 AIでかけら識別
明治は11月28日、食品への異物混入対策としてのパッキン識別法を新たに開発したと発表した。
奈良先端科学技術大学院大学の金谷重彦教授と共同で、食品工場において多用される合成ゴム製部品の「かけら」の識別で、AI技術を活用した識別の方法を開発した。この技術は食品業界初で、分析データと機械学習を組み合わせることで、熟練の分析者でも検知が難しい部品のわずかな成分差や、使用に伴う軽微な成分変化をより詳細かつ効率的にとらえて、識別を可能とした。