宮沢氏「少数与党」盾に抵抗=コメ市場開放巡り―93年日米首脳会談録【時事通信速報】

米ホワイトハウス内を歩く宮沢喜一首相(右)とクリントン大統領=1993年4月16日、ワシントン(AFP時事)

米ホワイトハウス内を歩く宮沢喜一首相(右)とクリントン大統領=1993年4月16日、ワシントン(AFP時事)

 多国間通商交渉の焦点だった日本のコメ市場開放を巡り、宮沢喜一首相(当時)が1993年4月の日米首脳会談で、国内の政治状況を持ち出して輸入制限緩和に抵抗していたことが26日、外務省が公表した会談録で分かった。宮沢氏は自民党が参院で「少数与党」の状況にあるなどと説明し、クリントン大統領(同)の説得を試

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介