「返済、あと何十年」=事業継続も負担重く―津波で全壊の宮城の水産業者・東日本大震災14年【時事通信速報】

震災後に他の企業と共同開発した商品を手にする「山徳平塚水産」の平塚隆一郎社長=2月7日、宮城県石巻市

震災後に他の企業と共同開発した商品を手にする「山徳平塚水産」の平塚隆一郎社長=2月7日、宮城県石巻市

 東日本大震災で甚大な被害を受けた企業の多くは、国の補助金などを支えに再建を図った。被災から14年を経て、事業を継続しながら、借入資金の返済に追われる日々。重い負担を抱える経営者からは「返すのに何十年もかかる」との声が聞かれる。
 宮城県石巻市の水産加工会社「山徳平塚水産」。平塚隆一郎社長(65)は

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