ニッカ、ポルトガル産微発泡性ワイン「ランサーズ」全国で発売
ニッカウヰスキー㈱(東京都港区南青山五‐四‐三一、03・3498・9258)は、ポルトガル産の微発泡性ワイン「ランサーズ」の新規取扱いが決定し、1日から全国発売した。製品は白ワイン、ロゼワインで、七五〇㍉㍑一本小売一二〇〇円、三七五㍉㍑ハーフ一本同六五〇円、一八七㍉㍑クォーター一本同三五〇円。
「ランサーズ(LANSERS)」は、ポルトガル・セツバル半島(リスボンから南へ三〇㎞)で栽培されたブドウをもとに、ホセ・マリア・ダ・フォンセカ・インターナショナル社(米ヒューブライン社の子会社)で生産。約五〇年前、ニューヨークのワイン商ヘンリー・ベハーがポルトガルの首都リスボンから三〇㎞南に下がった、アラビダ山の麓の渓谷、アゼイタオに軽いロゼを発見、開発したブランド。つぼ型のボトルは、ローマ時代にワインの保存および運搬に使われた、アンフォラという土器をイメージしたデザインで、白ワインはグリーン、ロゼワインは褐色系のブラウンとボトルの色を分けている。
製品内容・特徴は次の通り。
▽「ランサーズ・白」‐フェルナオン・ピレス種とモスカテル種のブドウを主体とし、低温発酵による豊かな果実香を持った、やや甘口の飲みやすい微発泡性ワイン。よく冷やしてビール感覚で飲む。
▽「ランサーズ・ロゼ」‐セツバル半島の最も伝統的な黒ブドウ、ペリクイッタ種を主体に作られる、フルーティーでやや甘口のやさしい微発泡性ワイン。まろやかな味わいと軽い炭酸が程よくきき、特に地中海料理や肉料理に適している。
〈製品仕様〉白、ロゼとも▽レギュラーサイズ七五〇㍉㍑、一ケース一二本、小売一二〇〇円▽ハーフサイズ三七五㍉㍑、一ケース二四本、小売六五〇円▽クォーターサイズ一八七㍉㍑、一ケース四八本、小売三五〇円