東鳩製菓、ビーノなどに続く新素材として「小豆スナック」を全国発売

菓子 1992.02.14 7335号 1面

東鳩製菓㈱(東京都杉並区、03・3334・2172)は、スナック菓子としては新しい素材となる小豆を使った「小豆スナック」‐写真‐を1月末から全国発売した。小豆スナックは、同社が昨年から開発を進めているベジタブルスナックの第四弾商品(第五弾「もろこしビット」同時発売)として出したもの。現在、えんどう豆一〇〇%で作られ大ヒットしている「ビーノ」、ごぼうを原料とした「きんぴら亭」、コメ一〇〇%の「コメサラ」の三品を発売しているが、スナック菓子市場が全般に低調で推移している中、このベジタブルスナックは新しいジャンルの商品として注目を浴びている。

小豆スナックの特徴は、小豆を主原料として使用した豆一〇〇%のパフスナック。小豆の旨みを生かすため、まろやかな練乳を加え、小倉ミルク味に仕上げている。サクサクとして軽い食感と、ふんわり甘みが広がる新しいおいしさを実現した。

スナック菓子は塩味系の商品が大半で、甘味系では同社の「キャラメルコーン」が代表商品。第二の甘味系スナック菓子としてブームを呼ぶか注目されている。年間売上げ目標は三〇億円。内容量八〇㌘入り、小売価格フリープライス(一二〇円前後)、荷姿一〇袋×二。1月22日東日本(関東甲信越・静岡・北海道・東北)、2月3日西日本(中部・近畿・中国・四国・九州)出荷開始。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら