男山、世界酒類コンクールで金賞受賞の「純米大吟醸」を8月から全国発売
《世界酒類コンク ールで金賞受賞 男山「純米大吟醸」 》 【札幌】男山㈱(旭川市永山二条七丁目、0166・48・1931、山崎与吉社長)は、8月から一九九二年度世界酒類コンクール(モンデセレクション)で金賞を受賞した「純米大吟醸」(七二〇㍉㍑五〇〇〇円、一・八㍑一万二〇〇〇円、いずれも小売希望価格)を全国に発売している。
この金賞受賞の男山純米大吟醸は、酒造好適米山田錦を四三%に磨き上げ、昔ながらの■(こしき)、麹蓋(こうじぶた)等を使って仕込んだ手造りの酒。アルコール分一六~一七%、日本酒度プラス五と辛口で、フルーティな香りと、スッキリしたノド越しは、まさに日本酒の芸術品といったところ。なお、同社の受賞は、今回で一九七七年の初受賞以来、一六年連続受賞となる。
今回、金賞受賞と同時に、多年連続金賞受賞者に授与される“ハイクォリティトロフィー”も受賞、これは二回目のもので、同社では「安定した高品質の優秀酒としての評価を一層強めた」と自負している。