ロッテ「グリーン」「クールミント」粒タイプガム登場、7日から地区限定発売
ロッテは昨年「新作ガム」の導入で、板タイプ・レギュラーガム市場の再活性化とシェア拡大に成功した。今度はそのブランドパワーを、粒タイプへ導入し、さらなる市場活性化を行う意向だ。
チューインガム業界をリードするロッテ(東京都新宿区、03・5388・5617)は、ロングラン・ブランド「グリーンガム」「クールミントガム」の二種=写真=を7日から地区限定、粒タイプで発売した。
「グリーンガム〈粒タイプ〉」は一四粒・一〇〇円、息スッキリの「茶フラボノイド」と「クロロフィル」を多重配合、さわやかさが噛んだ瞬間広がる。
「クールミントガム〈粒タイプ〉」は一四粒・一〇〇円、ペパーミントとメントールのバランスで、クールな清涼感が噛んだ瞬間広がる。発表地区は中部、関西、四国、中国と地区限定である。
食べやすい粒タイプは女性・ヤング層に人気が高く、また、“粒タイプ”と“板タイプ”は大きなカニバリ(市場での共食い)を引き起こさないことで、消費層の新たな需要拡大が可能であるとしている。
特に、板タイプの「グリーン」「クールミント」に粒タイプをプラスすることで女性を主軸としたヤング層のミント系ガムへの接触率を高め、両派の成長を促進するために、カテゴリー展開したものだ。