脳の老化は予防可能 ウコン有効成分が寄与 軽度認知障害とアルツハイマー病予防の最前線

総合 ニュース 2018.10.15 11778号 03面
ゲイリー・スモール氏

ゲイリー・スモール氏

中野信子氏

中野信子氏

 カレー粉に使用されるインド産ハーブ、ウコンの有効成分であるクルクミンが記憶力、注意力、抑うつ感の改善の効果をもたらし、脳の老化を予防する--。クルクミンによる非認知症高齢者の脳の記憶や感情に関連する領域へのアミロイドプラークや神経原繊維変化の抑制を発見した米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校のゲイリー・スモール医学部長寿センターディレクターが、クルクミンの可能性を語った。セラバリューズの招きに応じて5月22日に来日、研究の概要と得られた結論を紹介した。

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