味噌出荷、18年1.1%減 家庭用が苦戦 食育で需要底上げ

 全国47組合887社が加盟する全国味噌工業協同組合連合会(全味)によると、18年の味噌の累計出荷量は40万5245t(前年比1.1%減)だった。17年に9年ぶりに前年実績を上回った出荷量は再び減少に転じた。即席味噌汁への供給や輸出は伸びたが、家庭内での利用促進ができなかった。業界では食育を軸にしたプロモーション活動を積極的に展開し、味噌需要の底上げを目指す。(涌井実)  漸減傾向を脱したと思われた味

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