関西調理師学校に糖質最前線バランス食特集を配布
【関西】関西調理師学校(大阪市旭区)で18日、生徒約40人に小紙「糖質最前線バランス食特集」(4月10日発行)掲載紙を配布した。同特集は、糖質や炭水化物にまつわる消費者の誤解を解くことを目的として発行している。
柏木康平さん(18歳)は「炭水化物を抜くダイエットがはやっているが、おコメは昔から日本で食べられており必要な栄養が含まれている。長く食べられてきた理由がちゃんとある」とした。また砂糖については「サトウキビの栽培をしているから沖縄の離島で人が生活できて、日本の平和につながっている、という話を読んで驚いた」とし、「炭水化物や糖質に関する正しい知識を持てば、それだけ将来料理人になったときも、料理に幅が生まれる」と話した。
同校は入学定員70人と小規模で「大阪で一番小さい調理師学校」(同校)とし、「アットホームさ」や「講師との師弟関係のような距離の近さ」などを特徴にしている。将来は祖父が営む喫茶店を継ぎたいという生徒は「今は実習が楽しい。少人数だから先生に質問がしやすい」と楽しそうに話した。
来年に向けてのオープンキャンパスは5月25日、6月22日、7月25日、8月21日、9月7日を予定している。詳しい問い合わせ先は電話06・6951・8032(同校)まで。(服部泰平)