新型コロナ:ココネ、リモートワーク社員に「ホームデリ」を開始

外食 ニュース 2020.05.22 Web号 00面
ホームデリ

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スマートフォン向けアプリなどを手掛けるココネ(東京都)は19日、新型コロナウイルス対策としてリモートワークをしている社員向けに、食事を届ける「ホームデリ」を開始したと発表した。健康面に配慮したメニューで、リモート中の社員の食生活をしっかりサポートしていく。

同社では「ココネデリ」と呼ばれる社員食堂があり、専属のシェフが栄養バランスのとれた出来たての食事を日々提供している。昨今、新型コロナウイルスの影響に伴い、ほとんどの社員がリモートでの勤務となる中、一人暮らしの社員も多く、在宅での食事内容の偏りなどが懸念されていた。

そこで、社員食堂の専属シェフたちが、社員の食生活を健康面から少しでも支えたいという思いから、「ホームデリ」の制度をはじめた。社員の顔、職種、所属チームや、食の好みを把握しているシェフメンバーが作った食事は、冷凍の状態で社員の自宅に届けられる。

「ココネデリ」は2015年にスタート。16年1月からは直接雇用のシェフによる運営に切り替わり、社員の顔だけでなく、所属部署、仕事内容、好みなどを把握したデリメンバーが、食事だけにとどまらない憩いの場を提供している。

(藤村顕太朗)

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