「広島県東部食品業界賀詞交歓会」開催 130社250人が参集 活性化向け協力を

杉田尚日本食糧新聞社社長

杉田尚日本食糧新聞社社長

渋江透藤徳物産社長

渋江透藤徳物産社長

広島県東部食品業界賀詞交歓会会場

広島県東部食品業界賀詞交歓会会場

 【中国】日本食糧新聞社関西支社と中国支局は18日、福山ニューキャッスルホテル(広島県福山市)で「2024年広島県東部食品業界賀詞交歓会」を開催した。コロナ禍で20年以来、4年ぶりの開催となった賀詞交歓会には広島県東部エリアで展開する製配販3層の130社、約250人が参集した。

 開会に先立ち、能登半島地震および羽田空港衝突事故の犠牲者へ黙とうをささげた後、主催者を代表して杉田尚日本食糧新聞社社長があいさつに立った。杉田社長は「この会合が明日につながる、情報共有の場になることを心から願う」とし、「今年の課題は、これまでの時の変化を確実にとらえ、できればその変化を先取りした革新的創造と共創で新たな価値を生み出し、大きな変化をもたらす取組みや行動がポイントになりそうだ。そのためにも私たちの縮みがちな“心の不況”を新たなアクションで克服し、当賀詞交歓会のタイトルにもあるように“再興”に向けて大いに課題にチャレンジしていただくことを祈念している」とあいさつした。

 続いて参加者を代表してあいさつに立った渋江透藤徳物産社長は、「新年早々暗いニュースが続いたが、株価の高騰など経済面では良いスタートとなった。消費に関わる者として経済の活性化には期待している。また、インバウンド需要も拡大の余地がまだあると考えており皆さんと一緒になって需要喚起を図っていきたい。地元産品を通じた活性化など、皆さまと一緒にこのエリアを盛り上げてきたい」と製配販3層の協力を呼び掛けた。(浜岡謙治)

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