ちりめんじゃこマシマシ! 淡路島・福良で「ちりめんソフトクリーム」が話題
【関西】取材に向かう道すがら、時間つぶしに淡路島・福良の「うずしおドームなないろ館」に立ち寄った記者の目に飛び込んできた「ちりめんソフトクリーム」(税込み400円)=写真=の看板。道の駅「どなり」の珍メニュー「パンケーキうどん」(21年10月4日号既報)などを記事にした記者としては、スルー出来ないと自腹で購入した。干物などを販売するテナント「ふく」の名物だという同ソフト。記者だと名乗り取材すると小西克彦さんは快く取材に答えてくれ「私の母親の時代なので、何十年も前にできた」という。SNSや「バズる」という言葉などがない時代からあったのだ。ちりめんじゃこをマスで売っていて、同時にソフトクリームも扱っていたので冗談でかけていたのが始まり。それが定番化していった。小西氏の母が他界し、店主となったときから、表面にかけるだけでなくソフトクリームの中にも入れて現在の形になった。「ちりめんじゃこの大きさも研究して、小さいのほうが相性がいいとわかり、今はふるいにかけて小ぶりなものだけトッピングしている」というこだわりを見せる。最も売れる夏は、ちりめんじゃこを2~3kg使い切る。
現在は、コロナの影響で観光客も少なく「起爆剤になればと、サービスで追いちりめんしている」と笑う。
「見た目はグロデスクだが実際に食べるとあり」という声が多いという。「あり」か「なし」かは、ご自身でお試しあれ。(服部泰平)